ゴーストライト(Ghost-Write)』 応援会員No.0001さん、より
お財布.com
"in nomine pater et filius et spiritus sanctus"

2009年01月13日

【寄稿】小説GW《第8話〜前を向いて走ろう》草稿

  飛鳥弥生 2009年 01月 13日 22時 32分 45秒

 欄丸は躁うつ病で障害年金を支給されており、障害者手帳も持つれっきとした障害者である。
 だからこそ、医療機関である精神科デイ・ケア「ハートフル」を利用可能なのだが、おそらく同じような病名であろうハートフル参加者は、欄丸と同じく一見すると障害者や疾患者には見えない。
 それが薬やリハビリの成果なのか、病状の度合いの差なのかまでは解らないが、ともかくそいういった環境ゆえ、ハートフルは欄丸にとって、なかなかに心地良い場所であった。

 そんな欄丸の様子の前に、欄丸とはほぼ逆の環境にあった、鳩羽美咲とダイドー少尉の記事を、少し覗いてみる。
 アリサとダイドー少尉の文章傾向は既に見た通りだが、鳩羽美咲のそれには2人とは別ベクトルのインパクトがあることが解るだろう。


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(全滅)えせエッセイ『らぶらぶ・ランデブー♪』★633 混沌の極み
  鳩羽美咲(ゲーマー) 2008年 10月 01日 01時 54分 14秒

 ……。

 電子戦術記事担当、ダイドーである!!(ゼーハー、ゼーハー)
 己の連載でありながら名乗る気力すらないとは、情けなや、鳩羽美咲! しかもその原因がたかがオンラインPCゲームだと――

美咲「……たかが?」

 ふおっ!!!! この邪悪でありながら周囲を威圧する覇気(オーラ)! こやつの真価を垣間見たぞ!

欄丸「サー、お願いですから他ライターの記事に目を通して下さい。バイクの件以降、美咲さんに対して「たかが」というのは禁句扱いです」

 ええぃ! 他人連載でPC不具合の解消過程などという下らぬことを語るなど、焼死、否、笑止! 早急に解消するぞ!
 我がダイドースペシャルノートPC「フェニックス」の復旧過程で会得した、新たなる技、しかと目に焼きつけ焼死するがよい!!

 北斗秘奥義!! ****!!(←秘奥義なので見せられない)

 ほぁぁぁーーっ! 完了!
 それ、鳩羽よ。モンスターハンターに――
欄丸「フロンティアに」
 ――ログインしてみるがよい!

美咲「はいはい。ほれ、ログイン画面。こっからダレット認証して、アップデートの確認があって、それが全部終わってからログイン開始だケド、アップデートチェックが始まって、もう5分くらいか? いっとくケド、まだログインしてねーぞ」
サー「パスワード認証やアップデートチェックに時間がかかるのは、フロンティアに限らずPCゲーム特有であろうから待てぃ! 本題はあくまでゲームでのレスポンスであろう?」
美咲「ログインできれば、な」

 ……更に数分後、ログイン完了。ドンドルマ広場。
美咲「ケケケケ!! こりゃパラパラマンガか?(笑) んじゃ、パラパラクエに出発ー! 相手は処理落ちで強敵に格上げされ中のドスランポスー!」

(以下、鳩羽美咲)
 ん? ビミョーにアクション速度が戻ったような……ってランポス3匹でパラパラマンガ(爆)。こりゃランポスも強敵に格上げだな。さーてと、ドスランポスを、発見。
 おうおう、ポスがワープするぜ。バーンエッジ改でも当たらなきゃハンターナイフ以下だな。画面処理落ちを先読みして戦うアクションゲームて、ある意味新鮮だぞ、うん。
 あい、討伐完了。

 この画面レスポンスでレイア倒せるんだったら、ラージャン以上でも武器いらねーな。
 ……で?(眼力瞬間測定値〜1352アイ(常人通常数値〜100アイ))

サー「鳩羽よ。確認しておくが、以前はこのPCで今の画面がきっちりと動いて――」
美咲「あぁ??」
サー「あたっ!!(構え) 欄丸、何かいったか? ふむ、空耳か。む! 鳩羽よ! ログによるとこのフロンティアをプレイする際、ログインを2度行うと画面が安定するとあり――」
美咲「はい、2度目のログインからポス討伐、とっくに完了。なーーんにも変わってねーな、うん」
サー「あべし!! しばし待て!」

美咲「イヤダ!! もー、メンドーなのはイヤ。これシャレでもジョークでもなくって、マヂで疲労が体にきてっから。
 全部このまんま、現状維持でいい。
 別に原稿書くのに支障ないし、WWWブラウズも正常だし。サーのことだから、PC持ってって正常にしてくるとかいうつもりなんだろうケド、ただMHFができないってだけでPC持ってかれたら仕事になんないし、これでやってるゲームはMHFだけだし、PS2に積みゲー満載だし、オフラインのクローズドゲームをじめじめやるよ。
 ま、わざわざ来てくれたことにゃ感謝するよ。っつーことで、バイバーイ(強制排除)」
サー「ユリァァァァァー!……」


 やほ、鳩羽でーす♪
 スパロボZ出たねー。エウレカセブンとキングゲイナーとアクエリオンは観たケド、まだ肝心のグラヴィオンを観てないから参戦できねーや。

 古い参戦作品はスパロボで体験ってスタンスでOKだケド、エウレカとかの最新作観ずにゲームやったら、「スーパーロボット大戦」をやってる意味ねーもんな。
 あ、ゲーマー的常識でもいちいち説明しなきゃなんねーんだったな。ちっ、ウゼーな、なんてな(笑)。

 スパロボって要するに、IFでパロディでアンソロジーゲームじゃん?
 ホントはガンダムが戦ってるシーンに、もしもゲッターロボがいたら、とかの。

 バカでも解るように丁寧に書くと、アムロ・レイの登場する初代ガンダムの最後、ア・バオア・クー宙域で、シャア・アズナブルの乗るモビルアーマー・ジオングを、流竜馬(ながれ・りょうま)が早乙女研究所の開発した対恐竜帝国ロボ・ゲッターロボで倒すっていう、抱腹絶倒ギャグじゃん?
 このシチュエーションをさ、ガンダムもゲッターも知らない奴が見たりやったりして、面白い訳ねーよな、説明するまでもなく。登場してるキャラとかメカ知らないんだから、完全オリジナルのシミュレーションやってるのと一緒だもん。

 んで、発売されたスパロボZには、ビッグ・オーとかのかなり最近の作品が参戦してて、全作品を網羅した上でのプレイが理想なんだケド、古くて原作を鑑賞できないってのもあるから、チェックしとくのはレンタルとかで鑑賞可能で、かつメジャーな、話題になった作品だけでオーライってことで、プレイ前準備の敷居低いのね。
 参戦作品で新しいのはほぼ全部DVDレンタル可能になってるから。

 んで、このゲーマーっつーかスパロボファンの常識を無視して、原作知らずでZをやるとどうなるかってーと……どうなるんだ?

 スパロボZのお話に関する情報はほぼシャットダウンしてるから、以降は想像だケド、アクエリオン原作アニメ観てなくて、パイロットをテレポートチェンジさせるシステムの意味が理解できるんかね? いや、それがZで再現されてっか知らんよ?
 とか、LFOとかKLFがなんでリフボードなんて妙な代物で飛べるのかとか、「トラパーの波でリフする」とかの意味、通じねーよな。

 当然そんなこんなに関する説明はゲーム内であるんだろうケド、それって文字通りの本末転倒(爆)。
 スパロボの醍醐味ってのは「あー、そうきたかー!!」なんだよな。これはプレイする側にとってもだし、開発者側の狙いでもあるってのは、プロデューサとかが雑誌インタビューで書いてるから常識だな。
 だからスパロボやるのって、結構大変なのよね。

 たまたまつい最近、スパロボシリーズはやらないケド、アニメとゲーム好きな人と話をする機会があって、今回のスパロボZにゲッターは参戦してるケド、ゲッターGまでっていったら、「え? 真ゲッター登場しないんですか?」って驚いてたもんな。
 ゲッターロボのマンガとアニメを知ってる人なら当然の驚きだわな。
 参戦してない理由はちょいと説明すりゃ通じて(相手は原作知ってるから)、でも、そもそもこの会話のくだりを理解できないゲマがスパロボやってたりするから、なんてか不気味だよなー?

 ……ん、なんでスパロボZ話してんだっけ?
 ま、いいや。
 なんかそんな感じでつ。

 鳩羽でした。
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 このような挑発文章を躊躇なくWWWブログに掲載する、オフィスみさき代表の鳩羽美咲は、ライターとしてはアリサやダイドー少尉を上回るかもしれない。
 起こり得るトラブルを想定して書かれた暴言や、自分勝手にも関わらず覆しにくく話題が広がり易い理屈、どれもオンラインライターには欠かせないスキルである。

 鳩羽美咲、アリサ、ダイドー少尉という3人の最強ライターを持つゴーストライトと、そこにある日にぽんと紛れ込んだ、躁うつ病の欄丸。
 オンラインでのそういった環境は、欄丸を精神科の診察よりは断然前向きにはしたが、残念ながら向いただけで進んではいなかった。

 地団太のように一歩も進まない、欄丸の濁った日常……それが遂に動き始める。


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《連載》フリークス『ジオプトリー・マキシマム』★216 スモーク・オン・ザ・オールコート
  欄丸(オフィスみさき所属の……あれやこれや) 2008年 10月 01日 15時 46分 19秒

 欄丸です。
 昨日9月30日(火)、疲れていたにも関わらずデイ・ケアに赴いたのは、月末で事務手続きがあったからで、プログラム内容には特に関心がなかったのですが、終わってみるととても濃い1日でした。

 デイ・ケア施設に到着しても、実際のプログラムが開始されるまでにそこから30分ほど時間があるので、足りている筈の睡眠時間とは無関係な倦怠感を少しでも和らげようと畳コーナーで横になっていると、誰かが同じ部屋に備え付けのテレビの電源を入れ、ニュースだかの音が聞こえてきたので会議室などを兼ねたその広い部屋から逃げ出し(それくらいテレビが苦手なのです)、防音仕様の音楽室に入ると、テクノさんと、初めて見る方がいたのですが、会話するだけの体力がなかったので挨拶だけして、エレクトーンにうつ伏せになり、携帯電話に収録した楽曲をBGMに休憩、半分寝ていました。

 アルバムの半分ほどを聴いたので15分弱でしょうか、少し回復したので、どこで暇を潰そうか、とりあえず一服してこようかと、音楽室を出ようとすると、テクノさんではない方が「今の曲はメタルですか?」と気さくなノリで声をかけてきました。
 聴いていたのが筋肉少女隊のアルバムだったので、メタルなのかコアなのか、どう答えたらいいのか解らず「筋肉少女隊です」と返すと、「ああ!」と全て納得というリアクションで、そこからテクノさんを交えて会話が始まり、テクノさんとの会話の続きなのか、その方がアコギでオリジナル曲を披露してくれました。

 Mr.チルドレンだとかのJ−POP風な曲(とヴォーカル)だったのですが、久しぶりの生演奏で、しかもアコギとの距離が1m以内というライブは初めてだったので、鳥肌モノで聞き入ってしまいました。
 感激しつつ、特に意図もなく「アコギでもピックを使うんですね」と質問したところ、「エレキギターもありますよ」と今度はエレギが登場し、即興でワンフレーズ……やはりエレギは最高です。
 といったところで午前のプログラムの時間になり、演奏会は中断されてしまいました。

 午前はスポーツプログラムの「ポートボール」という耳慣れないもので、午後はパソコン操作の練習という、デイ・ケアらしいプログラム構成です。

 とりあえず見学して、興味がなければ途中で帰るつもりだったのですが、ポートボールというものが、ほぼバスケットボールだったので、持参していたバッシュに履き替え(スポーツプログラムに参加したことがなかったので準備していました)、オールコートを走り回りました。

 バスケと違う点は、ゴールがリングではなく台の上に立った「ゴールマン」と呼ばれるチームメイトで、ゴールマンにボールを渡すと得点になる、という部分です。
 それ以外は全てバスケットボールと同じルールなので、リングの高さが極端に低いバスケットボール、という印象です。

 ゴールマンを除く4対4で始めた最初の3分、オールコートでオフェンスとディフェンスを行ったので一気に体力の限界に達しました。
 私の運動不足や喫煙も原因ですが、チームメイトの殆どが初顔合わせの方々で、作戦らしい作戦がなく、どの方がどれだけ動けるのかすら不明で、まともなバスケの試合ができる訳がありません。
 一人で走り回って単発のスティールやブロックは出来ますが、センター、フォワード、ガード程度の最低限の役割分担がなければボール運びもままならず、結局、オフェンスタイムでボールに触れている人がガードで、パスを受けた人がフォワード、そんな調子でした。

 と書くと不満だらけのようですが、実はとても楽しかったです。
 リングこそありませんが相当に久しぶりのバスケですし、パスを出すチームメイトや相手チームがいるのですから、楽しくない筈がありません。

 このプログラムの目的は、おそらく体を動かすこととコミュニケーションで、そういった気分でプレイしていた方もいたかもしれませんが、試合は試合です。
 ジャンパーは? という参加スタッフの問いに誰も反応しなかったので挙手し、後ろで棒立ちのチームメイトにゴール方向に移動するよう指示したり、3試合目辺りで動けなくなる手前だったのでオーバーラップしてゴール付近で味方からのパスを待つ、センター風のポジションについたり、ライン際でディフェンスに囲まれたのでバックパス(背中側から前方にパス)をしてみたりと、一人で、はしゃいでいました。

 経験のある方なら解るでしょうが、たったの3分でも4人でオールコートだと、物凄い運動量です。お蔭様で現在、全身筋肉痛でまともに歩けません(笑)。

 その日の午後はエクセルの初歩を学ぶというプログラムで、プライベートではエクセルを使ったことがなかったのでいい機会だと思い参加したのですが、パソコンの電源の入れ方から始まり、文字入力をかなからローマ字に変換する方法の説明など、初歩以前だったので、今回はここまでやりましょうというデータを即効で入力し、意味不明な質問が飛び交う中、フォントとセルを飾ってグラフを3種類くらい添付して、喫煙コーナーに退避しました。

 そんな午後のプログラムを1時間ほどさかのぼり、ポートボール後の昼食と休憩時間に、これまたバスケに匹敵する面白いことがありました。
 最初にデイ・ケアに参加した際、一緒に麻雀をやった、ニンテンドーDSをいつも持参している方と雑談をしていると、少し強引にエレギさん(仮)が割って入って、音楽室に連行され「テクノさんにエレギでワンフレーズ、披露してあげてください」というF難度の注文が入りました……Fではないですね、無理な注文です。

 絶対に無理ですといいつつ、数年前に少しだけ練習していた様子を必死に思い出しネックを握り、適当な指で弦を押さえ、探り探りでピックを当てると、完全に想定外だったのですが、たどたどしいながら、相手にどの曲か解る程度に弾けました。
 それもその筈。ワンフレーズというのが、誰でも知っている、ディープ・パープル「スモーク・オン・ザ・ウォーター」のイントロ部分だったからです(笑)。
 6弦1本のみで、ドレミファの要領で弾ける部分です。

 ちなみに練習していた頃の曲は、同じくディープ・パープルの「ハイウェイ・スター」だったのですが、私が特にディープ・パープルのファンということではなく、たまたまWWWで見付けた譜面がその曲だっただけです。

 バスケにアコギにエレギ、そしてそれらを一緒にやれる方々。参加前にデイゥ吋△覇世蕕譴譴个いい里砲函・召亟衙召里茲Δ忙廚ど舛い討い秦瓦討・影セ房・泙襦△海譴・埖瑤鵬瓩・泙垢諭」

 まだもう少し続きがあるのですが、記事が書きあがらないので、ここで一旦アップさせてもらいます。
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【寄稿】♪「アルカイックスマイル」(作詞:アリサ)

昔 勤めた古本屋チェーン店
今は不動産ベースの古本屋
かなさんにヘルプを頼まれて
以前の2倍の店舗スタッフに

軽食スペースまであるその店舗
まずはフロアをうろうろと
広くなっただけで昔と同じ
しかしレストランは斬新だ

深夜になってさあ大変
レジのシステムが昔と全く違う
入力してはミスの繰り返し
深夜になって客が増し
既存のスタッフは次々と帰り
かなさんと私がメインスタッフ

しかし私はミス連発
昔と変わらないのは
それが接客業であることと
かなさんが優しく厳しいこと

行列状態のレジのさなか
マニュアル通りのトークをと
さすがは かなさん昔とおなじ

一人の若いスタッフが
私にレジ操作を教えてくれたが
ため口だったのでパンチ一発
ゴミ箱を派手に散らかす飛んだ若者

その後もヘルプは大忙し
閉店間際になって客が増し
くだらぬトラブル続出で
レジ操作どころではない状態だか

ここでもかわらぬ かなさん最高
昔と違って臨機応変
そして私も臨機応変

デバイス操作など後回し
まずは笑顔で挨拶を
接客業はそこから始まる

トイレだ メシだ 値段がちがうだ
それらを先に対処して
レジだの金だのは後回し
溢れる状況を潰してゆく

快適だと思わせる それが接客
マニュアルに縛られた かなさんだが
昔とちがってそれらができる

笑顔の裏でため息が
はらわた煮えくりかえる
接客業は客ありき
品揃えよりもまずは笑顔

見た目よければ全てよし
これぞ必殺 アルカイックスマイル!


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《連載》フリークス『ジオプトリー・マキシマム』★217 非日常とは?
  欄丸(オフィスみさき所属) 2008年 10月 02日 17時 35分 22秒

 欄丸です。
 月も替わって区切りが良いので、整頓を兼ねて、この連載記事の解説などをしようと思います。

 ブログ版ゴーストライトになってから掲載された記事を読むと、まるで私の闘病日記のようになっています。
 そのように読んで頂いても構わないのですが、こちらの趣旨は、デイ・ケアというおそらく一般の方にとって未知の施設と、そこに通う「病状などがある」人々の様子を、実体験を交えて紹介してみようという、非日常世界の観察記録です。

 誤解を招く表現を承知の上で書きますが、デイ・ケアには疾病が原因で変わった人が多く、しかしそれは限りなく身近なものであることを、軽くでいいので知ってもらえれば、ということも含んでいますが、この部分に関してはあくまで付属です。

 というのも、自身が一般社会に属している、ごく普通の人間だと信じている人は、体験する機会のない世界の出来事を、全て非日常で「自分には無関係なこと」だと認識するからです。

 それが良いか悪いかと問われれば、とても悪いと断言できますが、これは国民性であったり信仰の類に属することなので、それらに対して嫌悪を抱いても、追及したり言及することはありません、時間の無駄ですから。

 そういった理由から、理解力、読解力のある読者に真意が伝われば御の字で、それ以外には単なる日記として読んでもらえればいい、という前提で、かなり砕いた表現で記事を書いています。

 真意が伝わらないことは多少残念ですが、ゴーストライトはあくまで娯楽雑誌であって、こちらの趣旨と異なっていても結果として面白ければ、それはそれで正解ですから。

 蛇足ですが、これらは私が掲載記事の意図を故意に曲げている訳ではありません。
 仮に堅苦しくも真面目な記事を書きたいと思った際は遠慮なく書きますので。

 かなり大雑把ですが、解説でした。

 こういった解説を一度でもしておくと、後の記事が書き易くなる、というこちら側の打算もあったりするのですが、これははあくまでこちら側の話であり、また説明が面倒なので、気にしなくて結構です。

 それでは本日、これで7回目のデイ・ケア話です……と続けたいところなのですが、疲れからくる眠気がどうにも収まらないので、仮眠を取ります。
 或いは日付が変わってしまうかもしれませんが、解説したように内容には一切支障はありませんので、気にせず終わらせてもらいます。
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《連載》フリークス『ジオプトリー・マキシマム』★218 欄丸流、人の使い方
  欄丸(オフィスみさき所属) 2008年 10月 03日 01時 50分 21秒

 欄丸です。
 冗談半分で書いたのですが、本当に日付が変わってしまいました。
 睡眠障害で薬を服用せずの仮眠で、7時間近く熟睡できるとは予想外です。自覚はなかったのですが、かなり疲労が蓄積していたようです。

 10月1日(木)、デイ・ケア体験参加、全10回中7回目の昨日です。
 確か8月からこの体験参加というものを始めたと思うのですが、その日の体調と気分で行動を決めるので、このような超スローペースです。
 主治医と顔を合わせるのが嫌で、処方箋だけ書いてもらうという通院を年単位でやる私にしてみれば、割とハイペースなつもりなのですけど、同じ日に体験参加を始めた方が既に正式メンバーになっていたので、やはり遅いようです。

 デイ・ケア参加者は、基本的には施設の休日を除く毎日、通っていますが、私は、行われるプログラムに興味がある場合のみ(体験)参加しています。
 昨日は特に興味のありそうなプログラムではなかったのですが、個人的に思うところがあり行きました。

 デイ・ケア、正確には精神科デイ・ケアは一種の医療補助施設であり、病院などの延長機関です。目的は当然、疾病の解消や緩和などで、ですから利用料金に医療保険が適用されます。
 しかし、6回の体験参加中、そこに通う一部に、プログラムに参加せず休憩室でごろごろしているなど、明らかに「単なる暇つぶし」で来ている人間が数名いて、その様子に腹が立っていました。
 書いたかもしれませんが、参加者の中には会話もままならないほどの重篤な疾病を抱え、それをどうにか克服しようと懸命になっている方も多くいます。
 そんな方がいるにも関わらず、プログラムに参加せず、テレビを見てゲラゲラ笑っていたり漫画を読んでいたりフラフラと施設内を散歩していたり、好き勝手放題というのは、一種の侮辱です。

 仮にそれを当人に指摘した場合に想定される返答は「私は病気だから仕方がない」ですが、他の方も私も同じくなので、当然言い訳として通じません。

 ……といった感情の濁りを解消するために、あえて興味のない、そして参加者がすくないであろうプログラムの日に行ってみたのです。

 前置きが長く、またかなり堅苦しくなっていますね。方向修正します。

 午前は、今月に行われる対外イベントの準備とその説明で、午後はこれぞ精神科デイ・ケアといった参加者同士協力による頭脳ゲームでした。
 数箇所が空白になっている地図を、チームメイトに渡された断片的な情報により埋めていくというゲームです。

 チームメイトには「コンビニの隣には魚屋がある」などの断片情報が渡されており、チーム全員の情報を統合・整頓して推測すれば地図が埋まる仕組みです。
 説明は不要かもしれませんが、このゲームの目的は、高度なコミュニケーションの訓練です。

 誰か一人が勝手に進めても、チームメイトの持つ情報がなければ決して地図は埋まらず、かといって同じく一人で全員の情報をかき集めて勝手に推理していては、タイムリミットを超えてしまうので、全員で協力しなければならない、という、なかなかに良く出来たゲームです。
 7人3チームに分かれて行われたのですが、自身に「喋りすぎるな」「支持を出すな」と懸命に言い聞かせてゲームを始めました。そんなことをすれば、何というのか、相手の思う壺だからです(笑)。

 が、開始早々に口が勝手に動き出す気配があったので、ならばと、チームメイトの一人の女性に情報をメモしてもらうようにお願いし、座った席の順番に情報を発表しましょうと提案し、それ以上余計なことを喋ることができないようにしました。
 要するに、推理のブレーンになるのではなく、進行係になった、ということです。
 ……自分でいうのも何ですが、面倒な人間ですね(笑)。

 ある程度情報が出た段階で、チームメイトの方が自分なりの推理を始めたので(そうしたくなるよう作られたゲームだからです)、それを記述してもらいつつ地図を埋め、割とよく発言する女性がいたので、ごく自然な発言で悟られないようその方をブレーンに置き、発言が苦手な方に時折情報提供を促し、推測の確定・決定をブレーンに据えた女性に誘導し、制限時間を5分残して地図は見事に埋まりました。
 いってしまえば単なるお遊びですが、こちらのチームはまるで事件捜査のような雰囲気でした。

 終了まで時間が余ったので他の2チームの様子を観察していたのですが、見事にゲーム製作者の思惑通り、まるで討論会のような状態で、なるほど、単純なようでよく出来たゲームだと関心していました。
 結果は、3チーム中、唯一全問正解、かつ最短クリアで勝利です。

 終了後、感想を発表していったのですが、最初のチームが「難しかった」「コミュニケーションがうまくとれず」という内容で、続いてこちらのチームの番になり、座っていた席でたまたま私が最初だったので「簡単でした」というと棘がありそうだったので、「チームメイトに恵まれたので簡単で面白かった」というと、続く同じチームの方もやはり「チームメイトに恵まれて」と復唱していました。

 ゲームの様子は以上なのですが、その後に少し面白い場面に遭遇しました。
 別チームの方が喫煙コーナーでそのゲームのことを喋っていたのですが、男性の一人が若干興奮した様子で「自分のチームは人数が一人多かったから負けた」だとか「もし自分ひとりならもっと早く終わっていた」だとか、そういった内容のことを、同じチームの方らしき人に必死に説明していました(笑)。

 この部分も含めて、よく出来たゲームプログラムでした。

 これらはデイ・ケアで私が体験したことですが、ごく一般の日常生活でも似たような状況はあり、そういう意味でも面白かったです。
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《連載》フリークス『ジオプトリー・マキシマム』★219 突然、ギタリスト(前編)
  欄丸(オフィスみさき所属のマルチプレイヤー) 2008年 10月 03日 18時 43分 12秒

 欄丸です。

欄丸「ゲーマーの美咲さん、少しご相談があります」
美咲「!! そういうからには内容はゲーム関連だな? おうよ! 何でもこーい!!」
欄丸「トゥーハートというゲームを貸して下さい」
美咲「……パードゥン?」
欄丸「デイ・ケアで今のところ一番よく喋る方がそのゲームのファンだそうなんですが、話題に全く付いていけなくて――」
美咲「んなもん! ついて行かなくていいよ!」
欄丸「知らない分野でも会話を成立させるというのが私の特技なんです。断片情報さえ入れれば――」
美咲「そーいう問題じゃねーの! つか、ドコにいってんだって話だよな?(なあ?) 代わりにコレ貸すから、アリサちゃん提唱の「対コミュニケーションファッション」の小道具として使ってこい!」

 などというやり取りがあり、渡された雑誌を持ってデイ・ケアに赴き、半信半疑ながらいわれたとおりページを開いていると、何と、数人が交代で声をかけてきました。
 これにはさすがに驚いたのですが……、

「それ、V2アサルトバスターガンダムですよね? パーフェクトグレードですか? かっこいいですね」
「そのマスターガンダムって、翼の部分がないと自立できないんですよねー」

 ……泥沼なのですが?(←電撃ホビーを渡された)
 そんなことがありつつも、生活リズムがいつの間にか規則正しく、正確には、就寝時間が遅くても朝早くに目覚めるようになったので、本日3日(金)、デイ・ケア連続参加です。
 プログラム予定表には「料理」とあり、それほど興味はなかったのですが、家にこもっているよりはるかにマシなので行って来ました。

 てっきり調理をするものだと思っていたのですが、その日の昼食を作る調理班と、次回のメニューを計画する班に分かれていて、体験参加の私は計画班でした。
 しかも、その計画というのは、既に決まっているメニューを再確認し、足りない調味料などを発注する人を選ぶだけで、10分ほどで終わってしまいました。

 その日は午前午後を通して料理だったので、昼食を食べる以外は完全に暇になる……という当然の予想は見事に外れ、自分でも未だに驚いているのですが「作曲とギター演奏」をほぼ1日やっていました。
 これはプログラムなどではなく……経緯を説明しなければ話が通じません。

 今日は、ギター演奏ができるエレギさんが仕事が休みで来ていたので、エレギの演奏を見学でもしようかと思い音楽室に入ると、当然のようにテクノさんがいて、アコギのコードを懸命に教わっていました。
 ちなみにテクノさんは極度の自閉症で、アコースティックギター習得以外に全く興味を示さず、エレギさんがいない日(殆どの日)は、私に限らず誰とも喋らず、コミュニケーションがとれません。

 コードを覚えるところから始めても、ギター演奏は身に付かないと経験で知っていたので、テクノさんは気にせずエレギさんの弾くフレーズだけ聴いていたのですが、その合間に、参加者のナントカさんが作詞をして、エレギさんに曲をつけてもらいたいといっている、というかなり面白そうな話が出てきました。
 ナントカさんでは解り辛いので、そうですね、吸っているタバコが確かハイライトだったと思うので、ハイライトさんとでもしましょう。

 ハイライトさんは重度の無力感の塊といった方で、スタッフが扱いに困っていることが何度かありました。そんなハイライトさんが作詞をした、というのは相当に前向きなことなので、これは多少でしゃばってもいいだろうと、曲をつける作業をじっくり観察することにしました。

 書き忘れましたが、エレギさんもテクノさんもハイライトさんも、私と同じく料理プログラムの計画班で、決してプログラムを無視して動いていた訳ではありません。

 ハイライトさんの書いた詩は、本人曰く、前日の夜にふと思いつき、30分ほどで書いただけのものだそうで、内容はありがちで、いかにもハイライトさんといった風な、内容でした。
 詳しくは知りませんが、クロマニヨンズ(オンズ?)のような、社会に対する不満や「死んでやるぜ!」などと並べた、高校生バンドなどでありがちなものです。

 しかしこちらの興味はあくまで作曲過程なので、その歌詞にあれこれいうような無粋な真似は当然しません。これはエレギさんもでした。おそらくハイライトさんがどのような方なのか良く知っていたのだと思います。

「この詩に、パンクロックな曲をつけて欲しいんです」とルーズリーフ1枚に鉛筆だかシャープペンシルだかで書かれた詩を渡されたエレギさんが、明らかに困惑していた様子は他人事なので面白かったです。
 楽器に関する知識を一切持っていないハイライトさんから出てきたその科白に、とりあえず「たとえばどのバンドみたいな?」と助け舟をだしました。

 邦ロック(?)の鑑賞のみで演奏や作曲、編曲に関する知識のないハイライトさんなので、曲をつくる作業がどれだけ難しいのか解らないのは当然ですし、エレギさんが弾き語り系のJ−POPな人なので、それらの中間のような私は丁度よかったようです。
 エレギさんは当然、まずは歌詞の並びからメインコードとメロディラインを決めようとしており、ハイライトさんは出来上がる曲のイメージを音楽用語以外で表現し、私はそれらを翻訳していた、そんな感じです。

 エレギさんが試しに幾つかのパターンで歌詞をリズムに乗せてみせて、ハイライトさんが首をかしげ、私がハイライトさんのいいたいことを具体的にエレギさんに伝える、そういった作業をかなり長い時間行い、どうにかメロディラインが決まったところで、私からハイライトさんに「サビは早引きの方がインパクトがあるので、歌詞を増やしてください」だとか「Aメロとサビにギャップをいれたほうがロック風なので、Aメロ部分はおとなしめでいきましょう」だとか助言し、午前中はひとまず終わりました。

 休憩時間にハイライトさんが歌詞を考えていると、エレギさんが「指が痛くなってきたので、一緒に弾いてください」と、あろうことか私にいってきました。
 前にも書きましたが、私はエレギを弾けません。
 ですが、楽しみつつも懸命な様子に、ここで力を貸して上げられないのは自分として許せないと思ったので、コード1つの伴奏程度で良ければ、と引き受けました。いうまでもありませんが、これは全く持って予想外の展開です。

 とりあえずCとFコードで試してみたのですが、出来上がりつつある曲のイメージとは少し違うようだったので、GとオープンGというコードを教えてもらい、Gが合いそうだったので、それに決めました。
 1コードなので押さえ方だけ聞けば特に練習する必要などもなく、ほどなくハイライトさんが、出来上がった改良版歌詞を持って――

 と、突然で申し訳ないのですが、今、そのハイライトさんから電話があり、メールで助言をもらいたいとの用件だったので、ここで記事を一旦中断UPします。
 思ったよりもかなり展開が早いようです。

 それでは後ほど。
********************


【寄稿】♪「パッシブボイス」(作詞:飛鳥弥生)

1ヶ月を3日に感じる人がいて
1週間を3ヶ月に感じる人がいる
タイムスケジュールの違いで
2人に発するタイムラグ

イライラと疲れることが多いけど
難しく思わずに納得すること
個性と認めて納得すること
自分の今日はそこにある

いちいち反応してたらキリないし
肝心なのは受け身のタイミング
ゆるく 楽しく ハッピーに
自分の今日はそこにある

大海原の片隅で
ひっそり始まるティータイム
肝心なのは受け身のタイミング

ねずみとクジラのティータイム
お互い受け身のパッシブボイス
何が出るかはお楽しみ


********************
《連載》気ままにコラム『イミテーション・ハート』★215 マイペースの意味
  アリサ(傍観者) 2008年 10月 03日 23時 41分 41秒

アリサ「……こんばんは。ねえ、そこに、欄丸に良く似た死体があるけど?」
美咲「やほー。あー、それ、たぶん欄丸。仮眠の後、なんかどたばたして、力尽きたみたい」
アリサ「……また? 欄丸って、自分が病気だって自覚が完全に抜けてるわよね?」
美咲「そうなんかね? ま、記事執筆に支障なけりゃ、どっちでもいいケド」

 欄丸の記事を読むと良い話に見えるが、そういったことは、きちんと健康管理ができていて時間や心にゆとりのある人間が行うべきであろう。
 自身を潰して相手をすくい上げるというのは、余り良い話だとはいえないと、自己中心型の私などは思うのだが、どうだろう。

 勿論、欄丸の行動原理は理解できるし共感もできる。というより、いかにも欄丸らしいといえる。
 だが、何事もまず自分ありきでなければ、それを継続させ完了させることが出来ず、徒労に終わってしまうことさえある。

 気分やノリで動く前に(それを否定はしないが)、ワンクッション置いて、方向性だとか計画性などを思考に加えると、以後の具体的行動がより円滑になり、また無理が出なくて良い。
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《連載》フリークス『ジオプトリー・マキシマム』★220 突然、ギタリスト(後編)
  欄丸(オフィスみさき所属のマルチプレイヤー) 2008年 10月 04日 14時 43分 59秒

 欄丸です。
 アリサさんからの指摘、耳が痛いですね。
 ハイライトさんからの電話でパソコンのメールアドレスを交換して、別のことをしつつメールが届くのを待っていたのですが、疲労で寝てしまい、リアルタイムで返信できず、後日である今日4日(土)にずれこんでしまいました。

 その話は後回しにし、中断した記事を再開しましょう。
 私が伴奏をすることになり、ハイライトさんが改良版歌詞を持ってきた、というところからですね。

 歌詞に加筆してもらったので、単なる詩ではなく「歌詞」になり、決めていたメロディラインにスムーズに乗るようになりました。また、歌詞内容にも手を入れていたので、当初よりもハイライトさんが伝えたいメッセージが強調され、解り易くなっていました。
 歌詞に関してはそれでほぼ決定だろうということになり、ハイライトさんの要望もあり、一度通しで演奏してみることになりました。ヴォーカルは当然ハイライトさんで、メインギターがエレギさん、伴奏として私が入ります。
 曲としては短い方なのですが、なにせ午前中からずっと作曲や編曲を行った後だったので、かなり長く感じました。

 間奏がまだ未完成だったのですが、ハイライトさんから一応のOKが出て、エレギさんの疲れもあったので、10回目くらいの休憩を取りに喫煙コーナーへ向かいました。
 またまた書き忘れていましたが、3人とも喫煙者です。

 休憩中はエレギさんが、こうするともっとかっこよくロック風になると幾つも提案したり、一人では編曲作業が行えないハイライトさんに、とりあえずマイクなどの簡易録音機材を用意して、アカペラでいいのでそれを録音しておけばいいなどアドバイスをしていました。
 私はというと、それの翻訳ですね(笑)。「ロック風になる」を「ライブのようになる」と言い換えたりです。

 ハイライトさんから、音楽の趣味が共通のテクノさん(クロマニヨンズのファン)に一度聴いてもらい、それで確定させたいという要望が出たので、喫煙コーナーから音楽室に戻り、ハイライトさんがテクノさんを探している間、エレギさんと二人で雑談しつつ休憩していたのですが、そこで新たな事実が。

 私のエレギがどうにも弾き辛く、また思うように音が伸びず、どうしてでしょうと尋ねて初めて、使っていたピックがアコースティックギター用のやわらかいピックだからだと判明しました(笑)。
 幸い音楽室にエレキギター用のハードピックがあったのでそれに変えると、ようやく思うように音が出るようになりました。肝心なところが抜けているあたりがいかにも素人ですね。

 ハイライトさんとテクノさんが到着し、エレギさんが指の限界なので全通しは無理なので一部パートを飛ばしてやりますとハイライトさんと話して、ようやくお披露目です。
 構成は、前奏なしのヴォーカル入りで途中からエレギがきて、間奏に即興のエレギソロパート、最後に短いエレギソロをハードめにしてフィニッシュ、です。
 こちらは単調な伴奏だけでは物足りなかったので、途中でビートを代えたりして、どうにかエレギさんの演奏が引き立つよう簡単なアレンジを加えました。

 テクノさんの感想は……「かっこよかったです」、つまりOKです。
 ということで、朝から始めた曲作りは、どうにかその日のうちにプロトタイプ仮完成までこぎつけました。
 そこで丁度デイ・ケア終了時間になったので、文字通りギリギリセーフだったようです。

 デイ・ケア終了時には簡単なミーティングとその日の感想を参加者が発表する時間があり、プログラム外の作曲活動にはあえて触れずに昼食のことなどで軽く流したのですが、エレギさんは「ハイライトさん作詞の曲を、欄丸さんとセッションしていたのですが、とても楽しかったです」との感想。
 1コードの伴奏でセッションといわれるのは嬉しいやら恥ずかしいやら情けないやら、複雑ですが、楽しかったことには間違いありません。
 というより、デイ・ケアというものに参加して、一番楽しい1日でした。

 ……で終われば良い体験が出来た1日でした、という日記で締めなのですが、ご想像通り後日談があります。

 まずはその日の帰り際、なかなかデイ・ケアに来れないエレギさんと、曲を完成させたいハイライトさんが、どうすればいいか話している場面に遭遇し、何故か、私とハイライトさんが互いの連絡先を交換したこと。
 次が、ハイライトさんが作詞した曲をエレギさんと私とで作曲していたことをスタッフの一人にハイライトさんが伝え、そのスタッフの女性が驚きつつ喜んでいたこと。
 更に、ハイライトさんがその曲を、デイ・ケアで披露する機会を作って欲しいとスタッフの方にお願いしていたこと。

 とどめは、その際に私も演奏することが、既に決定事項になっていること、です。

 正式披露はまだ先のようなので、とりあえずハードピックを購入し、3コードくらいを自在に操れるように練習しよう、などと思いつつ帰宅し、この面白くも充実した1日のことを記事に起こしている最中に、ハイライトさんから電話が入りました。
 前回中断したのはこの部分ですね。

 内容は、歌詞に更に手を入れたので感想を聞かせてもらいたい、というものです。
 パソコンのメールアドレスを交換し、私の不意の仮眠を挟んで、改良版歌詞をメールで読ませてもらいました。
 電話で、過激な表現を一部取り除いたといっていた歌詞を、詩の内容と、それをリズムに乗せた場合とに分けて、感想とアドバイスを返信し、一件落着、現在に至ります。

 途中、ベース音が欲しいだとかドラムパートがあれば、というやり取りもあったのですが、その辺りは省いています。

 今回(と前回)のこの体験談には、単に私がエレキギターを弾いたり作曲に参加した過程を楽しんだ、というものではなく、色々なことが含まれています。

 普通に読めばそれが何なのか解ると思うので、あえて説明はしません。
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【寄稿】♪「前を向いて走ろう」(作詞:飛鳥弥生)

あれがやりたいこれがやりたいと
いつもうるさいアイツ
やりたきゃ勝手にやればいいのに

どこかの誰かが邪魔をするから
やるにやれないと愚痴だらけ
いうのはタダだと誰かがいったが
それを聞かされる身にもなって欲しい

ウダウダと前置きする前に
まずはやってみようぜ

それでダメなら愚痴でも何でも聞いてやるが
やらずにダメだといわれても
耳をふさいで実際やってる奴のとこに行きたくなるのさ

ダメで元々ならとりあえずやっちまえ
どこかの誰だとかどうでもいいから
とにかく一度やってみよう

一歩も進まず愚痴だけだなんて
場末の飲み屋じゃあるまいし
上じゃなくて前を向いて走ろうぜ
ぶつかったっていいじゃないか

ウダウダと前置きする前に
まずはやってみようぜ

前を向いて走ろう
前を向いて走ろう
どこかに辿り着くまで
タグ:創作 小説
posted by GW編集部 at 22:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 【寄稿】…創作小説等の転載 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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